2012年10月13日土曜日

加賀乙彦 科学と宗教と死

加賀乙彦 集英社新書 科学と宗教と死
精神科医で小説家の加賀乙彦さんがキリスト教の洗礼を受けるま
での詳しい経過がかかれている。

91ページ 魂から魂へ伝わっていく”精霊”というもの
という段 
 :私が”魂”と呼んでいる物は、”心理”とは違う。1人の人
間の喜怒哀楽の心の動きではありません。それよりももっと奥底
にあって人間を支えているものを、仮に”魂”と呼んでいます。
  
彼は 科学や言語で表せない 存在 を 魂と 呼んでいる。
ブッダは 言語で表せない 存在を 弟子につたえている。文字
ではあらわされていない。 

1 件のコメント:

  1. 我家は曹洞宗。道元など時々読んでいます。「荷車を曳くブッダ」フォーラム・サンガ編 という変わった本を読まれたことはありませんか?興味ある内容でしたが著者は不明、絶版にはなってないようです。歴史上のブッダと、信仰の上での元型=理想像としてのブッダは、別なものなのではないかと考えたりします。

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