2014年6月18日水曜日

医療の需要と供給

医療の需要と供給

 たくさんの方が 医療の供給を望んでいるように思う。 そして 日本全体が 医療の供給が足りないと 思わされている。

 妻が癌の治療で抗がん剤や大量の麻薬でろれつが回らなくなっている。それを夫が病室で看病している。 癌の治療はこんなものなのだとかなりの人が思い、自分の家族が癌になったら自分もそうしなければならないと思っている。 それに応じる病院の医師。 
  
 アルツハイマー型認知症に夫がなったとき 激しい周辺症状を想像してしてしまう。 落ち込んでしまう妻 あるいは 出来なくなったことをけなしたり逆に極端に励ましたりする妻。 簡単に 薬を増やす医師。

 高齢になるほど 高血圧症、高脂血症、動脈硬化関連の疾患、掻痒症など皮膚疾患、 加齢に伴う目、耳の疾患、 いろんな部位の悪性腫瘍がふえていく。 ついついお薬を増やし やめることを忘れている医師。

 本人、家族の希望も聞かずやたら入院をさせて治療しようとする医師。

 状態の変化にたいして医師の説明を受けていないので 不安だけが募り 入院を希望する本人 あるいは 家族 それに従う医師。

 見つけて治すことばかりに重点がおかれた癌の政策。 

 ケアマネージャーや看護師が十分働いていれば 医者の仕事は少しで済む。 病状のチェック病態の把握、予測、説明、診断書の作成などが主な仕事 治療そのものに医者が働く事はない。

 以上のことを改善し、人々の同意が得られるならば 医療の需要も供給もへり、医師不足もなくなり、医師の所得もうんと減るだろうと思う。

 医師はたくさんの方の 生死を見てきている。  ある程度としがいった医師は自分の既得権益をすてて、ひとびとの生死の提案のすべきではないか。

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