2016年10月18日火曜日

佐藤勝彦 監修 量子論を楽しむ本 PHP文庫

30p ー31p
ボーア:量子論の世界は、私たちの常識とは違う不思議な世界ですが、常識外れにもかかわらず、なぜその奇妙なルールを受け入れなければならないのかという点を理解してもらいたいと思っています。奇妙だけどとにかく信じなさいと言うだけでは、オカルトや怪しいい宗教と同じですからね。 そのために説明の際には、多少理屈っぽい部分が出てくると思うんですが、可能な範囲で結構ですので理解できるようにがんばってチャレンジしてみてください。量子論を作った私たちの試行錯誤、そして驚きと興奮の連続を、みなさんにも追体験していただければと思います。
アイン:まあ、あまり難しく考えんでもいいよ。量子論の世界は、何度話を聞かされても、やっぱり訳がわからんと思う人がほとんどなんだから。
ボーア:確かにそういう面もありますね。量子論をもっともよく理解している物理学者の一人であるファインマン君でさえ、彼らしいユーモアで言ったそうです。「量子論を利用できる奴はたくさんいても、量子論を本当に理解している人は一人もいやしないさ」と。ですから、多少難しく思えても、あまり考え込まずに、気楽に先に進んでみてください。量子論の世界を皆さんに気楽に楽しんでいただけたら、それで十分ですから。

私と4才の孫Hとの会話
私とH:ひとりのこびと、ふたりのこびと、さんにんのこびと、よにんのこびと
H:ごにんのこびと、ろくにんのこびと、しちにんのこびと、はちにんのこびと、きゅうにんのこびと、?????。
私:じゅうにんのこびと
私とH:じゅうにんのこびと、じゅういちんのこびと、じゅうににんのこびと
H:じゅうさんにんのこびと、じゅうよにんのこびと、じゅうごにんのこびと、じゅうろくにんのこびと

私:信号青や、わたるぞ。

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