2017年6月8日木曜日

獄中からの手紙

岩波文庫 獄中からの手紙 ガンディー 森本達雄訳
62p わたしの知るところでは、「ギーター」の第三章にも同じ原理が述べられています。そこには、【神々に】犠牲を献げずに物を食する者は、盗んだ食物を食らっているのだ、と教えられています。ここに言う犠牲とは、パンのための労働の意にほかなりません。良識で考えても同じ結論に至ります。肉体労働をしない者に、どうして食べる権利があるでしょうか。聖書にも「おまえは額に汗を流してパンを得るべし」とあります。 

私見。欲の充満で労働をしてパンを得ることが良いとは言えなくなって来ているのです。

私見。仏教 大乗仏教、テーラワーダ仏教共に 出家者は働いては行けないことになっている。お布施をいただくのは決して労働の対価ではありません。ブッダが考えた最も大事な原理だと思います。

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