2018年2月28日水曜日

浄土に生まれさせていただきたいという願い が

原因となって 阿弥陀佛から 回向されている ふりむけられている。

 p151 仏教入門 古田和弘 著 東本願寺出版

2018年2月27日火曜日

ピッパが通る 松浦 美智子 訳 クオリティ出版

p142 
すべての奉仕は神には同じ価値がある。神にとっては、神に操られる人形だ。最良の人も、最悪の人も、私たちは。後の者もなければ、初めの者もない。

この文を神を阿弥陀様に置き換えてみる。 
すべての奉仕は阿弥陀様には同じ価値がある。阿弥陀様にとっては、阿弥陀様に操られる人形だ。最良の人も、最悪の人も、私たちは。後の者もなければ、初めの者もない。

一茶の いろんなこと ひと を 差別なくみつめ 自他区別なく 阿弥陀様に おまかする。 という 生き方。 ピッパと同じように 見えてくる。


2018年2月26日月曜日

聖徳太子の あつくさんぽうをうやまえ

篤敬三寶。々々者佛法僧也。
中学か高校で 聖徳太子の十七条の憲法を習ったと思う。立憲 合議制 仏教立国を目指したと 思っていた。佛は 仏像 法は法律 僧は 僧侶 と 思い込んでいたからだと おもう。
 仏教を勉強してきて、その理解が変わってきた。佛は 2500年まえに 仏教を 発明して説法を始めた人。法は 人が作った法律ではなくて 因果の法則 因果の法則を消し 苦を消す 法則 のこと。 僧は 僧侶ではなく 法を 研究する集団 サンガ と 無職で子孫を残さない サンガを支える 在家から構成される人間社会の2重構造のこと。 というように 私の理解は 変わった。 

2018年2月20日火曜日

仮想通貨の業者の信用を高める 

妄想 毎日が 色即是空 空即是色。
仏教の知識も経済の知識も 素人の 妄想。
物⇔ 通貨 ⇔ 金 ⇔ 紙幣 ⇔ 仮想通貨 
ほかにも クレジット(小切手) 手形 プリペイドカード 兌換紙幣 債券 株

物 (色)と 交換できると約束されたもの (空)  との関係は 人間が作った 信用で 作られる。 大乗仏教のように 色即是空 空即是色 と いう関係 の (即)は 現実的ではない。  ものを売って手形で支払われると 約束された 時に お金に代わる。 そのお金で ものを 買って、空腹をみたす。プリペイドカードは 約束された物としか交換できない。 仮想通貨は 信用の度合いによって 交換できる物の量が 異なる。

 余剰作物を 貯蔵、移動 できるように なった ことが 始まり なのだろうか。

私は 毎日 お金を ものに変え 食事をし、お金を プリペイドカードに 変え お金は 利息を生んでいる。 かつては 労働をお金に換えていた。 毎日が 色即是空 空即是色。


2018年2月17日土曜日

新しいヘーゲル 長谷川宏 講談社現代新書

p34 精神現象学
そして、冒頭に来る論は、感覚から知覚へ、知覚から法則理解へと進む、人間の知と認識の 発展をあとづけるところの 認識論である。

 俱舎の 5蘊の説明のようだ。

2018年2月15日木曜日

アルコールデハイドロゲネース

酒をみて 思い出す。アルコールデハイドロゲネース。 生化学の講義で 酵素について習う。 記憶が曖昧で間違っていたら 誰か訂正してください。アルコールデハイドロゲネースは 人の 肝臓にある 酵素。酵素番号は 1.1.1.1. ?  エタノールをアセトアルデヒドという 毒性の強いケトンに 変える。人によって たくさん働かせられる人。ほとんどない人 が いる。お酒の強い人は この酵素の働きが活発。飲めない人はこの酵素の働きがない。すぐに赤くなったり 皮膚に エタノールをぬると(アルコール綿で消毒) 皮膚が赤くなる。 アルコールデハイドロゲネースの活性(量なのか活性なの忘れた)は 人種によって異なり 遺伝的にも決まる。メンデル型かどうか 忘れた。日本人(どこでしらべられたは覚えていない)は活性が少ない人が20%ぐらいいる。生まれつき お酒によわい人が20%ぐらいいる。 と いうことになる。 フランス人は アルコールデハイドロゲネースの活性が少ない人は少数らしい。  アルコールは人間のからだで 作られることはない。消化管のなかで酵母や細菌が作ると聞いたこともない。アルコールは皮膚や口食道胃小腸の粘膜から 体のなかに 入っていく。受動的か能動的かは知らない。 アルコールを飲んでも飲まなくても 生きてゆける。飲んだ人は アルコールデハイドロゲネースが働いて、アセトアルデヒドになる。最終的には水と二酸化炭素になる。これは 毒ではない。はく息やおしっこにいっぱいあるやつだ。 アルコールは 飲んでも 飲まなくても どっちでもよいし 毒にもなるし 毒でなくすることもできる。 

 お釈迦様はアルコールデハイドロゲネースのことを 知っていたかどうかはわからない。しかし アルコールを うまく使い分けている。 出家者は 酒は 絶対飲んではだめ 在家者は なるべく 飲まないようにと 言っている。

2018年2月13日火曜日

飲酒について

仏教の勉強をしていると アルコールを 飲みたくなくなる と 思っていた。 びくは飲酒してはいけない。自然なことだと思っていた。 今は アルコールを飲むと 頭の回転が止まって なにかを しようとか 考えようとか 思わなくなる。 30代のときは ゆっくりした方が いい。 アルコールも ゆっくりできて
良い と 思っていた。いまは 頭がゆっくりより 止まる 感じだ。 飲んだあとの 多幸感より 気だるさが 覚めるまで つづく。 脳の神経細胞に ダメージを与えているのかも知れない。 どうにかしておかねばならない。

2018年2月11日日曜日

おらが春 という 強がり

一茶が死んでから生まれた 子は 明治 何年かまで 信濃に すんでいた。  一茶は つらいことがたくさんあっても 最後まで 柏原に 住もうと決めて すんでいた。 相続争い、子 妻の死 つらいおもいを さらけ出して  阿弥陀さんに 身をゆだねて 前向きに 暮らしていた そこに 住みたい かなしさを 俳句にとどめたいと思う 気持ち 自身は 欲であり 自力であると 感じていたので 自力 他力 に こだわらず 南無阿弥陀仏と 唱え続けることもなく 阿弥陀さんに 身を委ねながら 暮らしていた。 角川ソフィア文庫の小林一茶 には そのように書いてある。その通りのように思う。 

2018年2月7日水曜日

モーツァルトのドンジョヴァンニ

富永仲基の 楽律考 の 解説書 横田庄一郎 編著 朔北社
p27 に 
西洋音楽にあっても、モーツァルトのドンジョヴァンニの音楽はすばらしいが、そのオペラの内容は精力絶倫の放蕩貴族が主人公で不道徳である、と ベートーベンが評したというエピソードである。

と書いてあったので DVDを買って見た。オペラのDVDははじめてだった。 ことばがわからないので 日本語字幕付 を 見た。主人公だけじゃなく出演者全員が いろんな 欲をさらけ出す 。歌詞のなかに 欲と欲の 変化 絡み合いが これでもかというほどでてくる。歌にのって。凄いと思った。

2018年2月6日火曜日

倶舎 自照社出版

p419
アビダルマ誕生の最初の痕跡
コレットコックス ワシントン大学教授

ガンダーラ語写本のような原点の研究
教説を伝承し 解明し 組織化する実践から自然に帰着した 注釈と釈義の一過程