2012年2月8日水曜日

座標軸としての仏教学 勝本華蓮著 から 大乗仏教について思う


座標軸としての仏教学 勝本華蓮
 
仏教がわかりやすく書かれている。引用もしっかりしている。
論理の飛躍が無い。専門用語には解説がついている。

その本から 大乗仏教というものがこんなところから出ているのかなと
おもった。
 

”こうあるべきと考えてしまう。
例えば涅槃はこんなものだと頭に描く。
そこに向かって考えたり 修行をしてしまう。

涅槃という解答に向う 無いかあるかわからないものを
あると信じて 追い求めてしまう。 その発想が大乗仏教か。

一つの解答ではなく 苦しみの中から考え抜く 方法を示しているのが
ブッダか。”

そのことをさらに考えて行きたい。

2012年2月3日金曜日

ブッダから龍樹につながらない

構築された仏教思想 龍樹 石飛道子著 を読んでいる。 ブッダから龍樹につながらない。 論理的につながらない。 できあがった空想を信じなければつながらない。 本の帯には ”信仰から論理へ”と書いてあるが。 自分の理解が悪いのか。 本屋に行くと分厚い本で大乗仏教の起こりについて書いたものがある。そちらも読まなければと思う。