2021年5月22日土曜日

テレビで我が子の遺体を抱いて彷徨う母ザルの映像が流れていた。

 仏伝ひとつの話。キサーゴータミー鬼子母神そのものだ。ブッダはキサーゴータミーに誰にでもどんな家族にも 死は 必ず あることを 説明する。

 仏伝などにいろんな話が出てくるが ブッダの役割は たいてい 医者のようなものだ。困っている人の話を聞き 困っている人のところに行く。 特効薬があるわけではない。説明するばかりだ。 五戒という 具体的な理由をきちんと説明できない 守った方が良いだろと いう 人間のルールがある。 守ったらこんないいことがあるよと 説明しているのが 仏伝などの説話のように思う。

2021年5月18日火曜日

本 生命とは何かwhat is life? ポールナース著 竹内薫訳 ダイアモンド社 と 浄土真宗の いただきます

 p239 

ウイルスは、宿主の細胞の中で化学的に活性化して増殖中の 生きているものと 細胞外で化学的に不活性なウイルスとして存在している 生きていないもの を 循環しているといってもいい。

p240

さらに、われわれが食べる一口ごとの食べ物は、他の生き物によって作り出されていることも、忘れてはならない。

p241

つまり、完全にゼロから、自らの細胞の化学的構造を作り出すことができる動物や植物や菌類は、一つもないのである。

p242

15億年ほど前に起きた運命のいたずらで、このような細菌のいくつかが、別の種類の細胞の内側に仮住まいを始めた。時がたつにつれ、主である細胞は お客さんの細菌が作ってくれるATPなしでは生きてゆけなくなり、ミトコンドリアは定住することになった。


p243

地球上の生命は一つの生態系に属している。そこには、あらゆる生き物が組み込まれ、相互にあまねくつながっている。 このつながりは本質的なものだ。



上記は浄土真宗の食事の挨拶のパンフレットだ。 

いただきます が とても 現実的だ。


2021年5月17日月曜日

新聞の死亡欄

 

葬式仏教といわれて永い。最近は死亡欄に 家族葬や近親者のみで行ったなどの言葉が多い。僧侶の出番はてっきり減っている。
また浄土真宗のほんこさんもコロナの影響で なくなってきている。 檀家回りも感染予防の観点からできていない。寺の収入源が絶たれているのではないだろうか。 イスラムはラマダンやお祈りの方法を変えている。仏教特に集会や念仏をとなえる浄土真宗は 教理を 変えるほうが良い。寺は本山の力が強い。 本山が号令をかけないと 変わらない。 また今以上に多角経営をしないと生き延びられない。神社は手をかえ品を変えしている。