2019年3月24日日曜日

本 インド思想との出会い 東方出版

古代インド思想の現代的意義
p83

ここでも あるべき論が先行。
論理の跳躍。因果関係がはっきりしない現象の結びつけ、押し付け、先入観、できない一般化 が 何回も行われている。 けれど 現代のカーストへの思い、バラモンへの思いを しる上では 貴重な資料である。大乗化してしまった仏陀の思考の変遷とブラーフマンを同一化してしまう考えなどを しることができて貴重である。また 価値判断としてマインドや瞑想が受け入れられている 現代の危うさも気づかされる。これを信じて マインドフルネスや瞑想に時間を費やすエリートの おかしくあわれな姿が想像される。

2019年3月10日日曜日

八尾のベトナム人が集まる仏教寺院

昨日2019年3月9日 NHKのテレビで放送された 八尾のベトナム人が集まる仏教寺院に 行ってきた。鍵がかかっていたがノックすると40歳代の女性が 出てきて 案内してくれた。ベトナムの現在の仏教が知りたくて来た。と告げた。快く引き受けてくれた。今まで仏教のことについて勉強してきたので この寺が どんな仏教を信じているのかすぐに理解できた。 日本の仏教のある宗派の一つだといってもよいくらい 日本の仏教とそっくりだった。 達磨 僧侶の写真 阿弥陀如来 観音菩薩 地蔵菩薩 臨済のお札 果物などのお供え物 線香。明らかに 大乗仏教のお寺であった。 行く前はスリランカなどの上座仏教かと思っていったが 違っていた。 一通りお参りが終わってお話を聞いた。韓国や日本と同じように 中国から仏教が伝わったと聞いた。また サンガはあるのかと聞いたが サンガ自身聞いたこともないとのことだった。 僧侶は戒を授かった人ではなく 先輩僧侶の弟子という位置づけだった。  週1回ぐらい信者さんなどがあつまってくるが 報恩講のようなものらしかった。 現在のベトナムで仏教徒がどれだけいて どのような仏教なのかは わからないが その 一部は 八尾に 映し出されていることは確かだと思う。若いベトナム人で日本に暮らす人は仏教寺院をよりどころにしていることも確かだ。 顔や体つきをみると 多くの日本人と 同じように思う。 ベトナム語をしゃべるとベトナム人かと思うが しゃべらないと 日本人にすむ日本人だ。

2019年3月4日月曜日

2019年3月3日日曜日

宗教と 宗教感

この2つは わけて 考えた方が良いのではないか。
キリスト教 イスラム教 大乗仏教 の 3つの世界宗教は 今でこそ 文明や民族の対立や衝突の 原因とされているが、倫理 愛 救済の中心的役割をしてきた。 

 いっぽう 1人の心には 死者にたいする弔いの思い  単純な未来への願い 祈りの 心
 が 存在する。宗教感と私は呼ぶ。

 世界宗教は 倫理愛救済 人間社会を円滑にする 道具 としての 役割 だけでなく 個人の 宗教感も 支配してきたのではないだろうか。