2012年4月11日水曜日

医療 介護 家族 政治 の 崩壊 を くい止める。

医師:ある診断基準に基づいて診断し、説明と同意を行い治療を開始。治療は学会が発表した最新のガイドラインに則ったもの。そうすれば訴えられない。そこから外れると "はい、退院、在宅"  "はい ホスピス" 。患者と向き合い、理解し、その人に何が一番良いかを 考え、提案し、診療する。それを何べんも繰り返す。 そのようにする医者が減っている。

介護:アセスメント票を作成し、何が必要かを判断し限度額ぎりぎりのサービスを提案し主たる介護人の同意を得て、サービスを手配する。指示をえた介護人は指示どうりのことを行う。たとえば食事を作りベッド横のテーブルに置く。おいしいかまずいか、好きか嫌いか、食べやすいか、食べるときに話すか など 気にしない。 時間以内にサービスを完了することだけを考える。 

家族:たまにやってきて、何でこんなことをしてるの文句だけをいう人。金も肉体も提供しない。 食べれないときに食べないといって食事の用意をしない人、工夫をして、口に運んだりしない人。こんなことをしていては体裁が悪いと考えるのか、入院させたがる人。 何をしたらよいかわからない人、どのくらいの割合で見にきたらよいかと聞く人。

政治:法律はつくる。 具体的な運用は政令や通達など 国会を通さなくても良いようにしておく。 法律に触れないようにぎりぎりの通達をだし、利用しにくくしている。 



医師、介護、家族、政治に欠けていること:人をよくしたい、よくなってほしいと思う心。

東北へ行ってボランティアはできるが、身近な人よくなってほしいと思える人がどれだけいるのだろう。