2018年7月10日火曜日

オウム真理教 追加 2

マスコミは 死刑執行の意義 死刑の意味に 話がいっている。テロが起きた前後は なぜ あんなに 優秀な若者が オウム真理教に 参加 入信 したのか さらに テロ行動に 参加したのか ということに 関心が持たれていた。 いまは ISによる国際テロが激しく起きたため と 思われるが 宗教教団への参加や 宗教教団によるテロについて さわりたくない という 風潮が 強いように思われる。

 私は あえて 若者が なぜ オウム真理教教団に 参加 入信していったのかを 考えてみたい。
1 日本の世帯ごとの宗教 という 考え方が なくなってきた。この家は a 寺の 檀家であるとか b神社の氏子 だとかと言う考え方である。家族の中で異なった宗教があっても どうでも よくなった。葬式仏教 結婚式クリスチャン 年始のお宮参り など 宗教を 器用に使い分けることができる。生まれつきの宗教をもたない。
2 オウム真理教が 日本人の好きな 仏教によくにていてかつ 日本に仏教が伝わる以前の 形の仏教を 装っていた。
3 イスラームの世界観 からの 引用 p138 イスラーム化現象は、近年、地球上の各地でみられる現象のひとつである。 p140 自分たちがこれまで持っていたエジプト人あるいはアラビア人というアイデンティティーを徐々にすて、[ムスリム人]ともいえる、イスラームを中心とするあたらしい民族をうみだしつつあるかにみえるトランスナショナルグループ。 ーーーーーーーこのような若者が日本にできてきていたのでは ないか と 思うのです。 この世の狭さや疎外感を敏感に感じ取った若者の 行き着く先が 仏教によく似たオウム真理教であった ように 思える。 過去平安末期に末法思想が蔓延し 多数の教団 宗派ができ 信者が生まれた時期があった。 人間の行動には 困ったときの 神頼み の 行動が そなわっているのではないか。 あのときも 今も 困ったとき なのだ。



2018年7月7日土曜日

オウム真理教 追加

大事な言い忘れたことがあった。 キリスト教にも仏教にもある 戒 が オウム真理教に あったのかどうかわからない。戒は守ることによって 神に近づいたり 真理に近づいたりする ことができる 信者としての あかしであり 規範である。
 報道から判断すると オウム真理教に 嘘をつかない という戒が なかったのではないかと考えられる。
 拉致事件 松本サリン事件 弁護士一家殺人事件 地下鉄サリン事件 上九一色村サティアン近辺での毒ガス事件 など の 会見 インタヴュー を 思い出してほしい。 松本智津夫 、上祐史浩など 教団幹部の 発言 は 嘘 ばかりであった。 嘘をつかないという戒が なかったのは 明らかである。 
 また 殺人をポアと 言い換えているが そのこと自体が 嘘 なのかもしれない。
ポアが殺人であるならば 殺してはいけない という 戒 も なかったったのかもしれない。

 死刑執行 あるいは 死刑後の 世間の反応について。 事件の 真相が 解明されていない、本当のことがしりたい。 と いう 意見が 多い。  真相は 言葉や文章では 人の 受け取り方によって 異なる。 証拠の映像や写真すら 撮り方 見方 で 異なる。 生まれて死ぬ 人間がこの世で行っていることである。だから 真相は あるようで 無い ものなのかもしれない。 
 松本智津夫に 「私が啓示をうけ 信者に やらせました」 と 言ってほしい。
 松本智津夫に 「世間から疎外され 腹いせに 大量殺人を 企てました」と 言ってほしい。 
 人によって 求める 真相は さまざまであると 思う。
 真相は あるようで 無い ものなのかもしれない。

2018年7月6日金曜日

オウム真理教のポア

オウム真理教のポア は 日本の警察からみると オウム真理教団が起こしたテロ事件
と されている。 本日麻原彰晃の死刑が執行された。 各方面から 事件の真相が解明されていない。事件の首謀者 麻原彰晃の供述がとれていない。など と いわれ 麻原彰晃の死刑執行は早すぎると考える人が多い。 死刑執行による 犯罪者たちの 殉教死 神格化を 懸念するひとも多い。

 オウム真理教について 私なりに考えてみた。 
テロ事件を起こすまでは特に世間 マスコミは オウム真理教団が テロ組織ではなく 宗教団体と考えていた。 私もそう思っていた。 そしてテロ事件を 捜査をしていくうちに オウム真理教 が ポア と いう 考え方を 実践した 事が 地下鉄サリン事件というテロ事件 ということになった。

 また テロ事件を起こす前 教団は 国政選挙に 候補者をたて 選挙活動を行っていた。 一人として当選はしなかった。 しかし これは そう真理教が 政治活動をすると いう 事を表している。 仏教サンガのような 集団を作り そこで 東南アジアの仏教のような 出家をして 集団として共同生活を行っていた。  そこで の 律は不明なことが 多い。 出家者本人や家族の財産を略奪していた。 男女同じ集団で飲み食いする。 教祖は一夫多妻? メロン食べ放題。 教団内での着衣は 袈裟のようなもの。  托鉢や布施は はっきりしない。農業や工業や商業やサービス業などの生産活動や経済活動は行っていた。 わたしはパソコンを販売していた記憶がある。 教団内部での差別も 行われていた。役割分担以上の階級もあったように見られた。

 以上を見ると オウム真理教は 出家集団をつくる 麻原彰晃を教祖とする 宗教と いえる。 しかし 東南アジアや南インドにある 仏教サンガ と 全く異なる 出家集団を作っていた。階級があり 労働があり 政治活動をしていた。教団内部で子供も作っていた。  ポアは菩薩の慈悲と似ているが 人を殺すという点では全く異なる。 
 悟りを開く、神となる、神のもとに行く、ご利益を得るなど、それらのための修行やお布施は ほかの宗教と似ているところも違うところもあるが どうであったのか 私は わからないところが多い。 ただ悟りを開くために 薬物や暴力を使うことも 常に行われていたようにも報道されていた。

 以上が私のオウム真理教についての考察だ。  日本の仏教各宗派の方が オウム真理教についての 考察が どうなのかは これから 見ていきたい。