角川ソフィア文庫
この本の解説を中村元さんがされている。
日本の禅 中国の禅 インドの禅について わかりやすく解説している。
ジャニー喜多川のけんがあり今話題の男色です。
この本の最初の部分には日本に仏教が伝わったことが書かれている。中国や朝鮮半島から日本に伝わった仏教は鎮護国家目的の大乗仏教です。 インドのサンガ中心の自己修行 沙門 仏教とは 全く異なるものです。戒律がとても重要な仏教です。 そのことを理解していないと 日本仏教がどのように変化していったのかを 理解することはできません。 男色も重要なのですが 戒律の性欲の部分と仏教の関係を知るうえでも大事なことが 書かれているかもしれません。
各国が人道支援を言っているが 一向に戦争がおさまる様子がない。ウクライナ戦争の場合ロシアプーチン政権の領土や資源への欲によって 戦争が起きているのが見て取れる。 一方イスラエル軍とハマスの戦争は戦争の原因が違う。いずれも領土や資源への欲で戦争を始めたのではない。恨みつらみの応酬だ。戦争を続けても 領土や資源が得られるわけではない。
サスペンスドラマでは一生懸命ダイイングメッセージを聞き取ろうとする場面がよく見られる。 またガンなどのため若くして死んでいく人のために 何かをしたいと思う人のドラマが よく作られる。死んで行く人が何を望んでいるのか 望みをかなえるために周りの人が何かをするのは 本能的 生まれ持ったものなのかもしれない。
今はやりの多様性。 よく売れている本だ。2021年6月25日第1刷2023年3月5日第15刷。
2500年前のブッダの時代のインドでは バラモンと反バラモンブッダの2つでよかったが、現代は多様性だ。 著者はしきりに言う。問題が複雑すぎる。計算では解決できない難題になると話が違う。 今日の人工知能に用いられているのはもはや単一のアルゴリズムではない。
などなど。 人の考えはブッダのころより 一人では考えることのできない あほになっていっているのだろうか。
ルシエンヌのトランペットで聞いている
とても優しい曲だ。多くの日本人が知っている曲でもある。かえ歌がるたくさんある。線路は続くよどこまでも。ゴンベさんの赤ちゃんが風邪引いた。などなど。
一方 この歌を宗教的に考えてみる。
あの川に集まりましょう。とキリスト教で。 日本の仏教の寺院にある絵。来迎図。楽器を持った天女。 三途の川。
とても情景が似ている。
大丈夫 には いろいろな 意味があります。良くあるのは
1、困っている人に 大丈夫よ と いう場合 大丈夫と言っている人は どう考えて大丈夫と言っているのでしょう。
困っている人が ほんとに大丈夫であると分かったので 大丈夫と言ったのでしょうか。
2、多くはそうではありません。 困っているひとが どうなるかわからないけど 勇気づけるために 大丈夫というばあいがあります。
3、勇気づけるためでは無く 大丈夫という人が 言われる人に 良く思われたいと 思って
大丈夫ということがあります。
4、神様や医者が 困っている人を 必ず助けることができると 確信しているために 大丈夫という場合があります。
この4の場合が 宗教的 他力本願 と かんがえられます。 1の場合 科学的で 真実を述べてにすぎません。
大丈夫 という言葉から いろいろ 宗教について 考えることができます。