宇佐先生が病院を閉じてから、森田療法に関心を持つようになった。 医師として神経症の治療をさがしていたからではない。 仏教について調べていくうちに、森田療法に目がとまったからである。 この本の はしがきに 宇佐晋一先生が書いておられる。
ーーーー考えや論理の裏側ともいうべき、ことば(分別)を離れた生き生きした日常の生活に端的にわれがあらわれている。ーーーーー
ーーーー森田療法における全治とは究極のところ煩悶即解脱、すなわち悩みの瞬間的解決そのものであり、禅でいう頓悟なのであろう。ーーーー
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