娘に勧められて この 本をよんでいる。 作者は東大でインド哲学を学んだ、浄土真宗の僧侶である。わたしの娘が通っていた塾の先生だったと娘が言っていた。 浄土真宗の僧侶が 死をどう考えているか たいへん興味をもった。 病気を持った息子のことと 死んでしまったあとで、自分がその時々でどう考えていたか、現在はどう考えることができるのかが 対比しながら 詳しく書かれている。
つい涙腺がゆるんで、冷静に読むことができないでいる。 でも 哲学をまなんだ浄土真宗の僧侶が死をどう考えているのか 知りたいから 最後まで読もうと思っている。
自分で考える生きている人間と 浄土や阿弥陀如来を信じている生きている人間が どのような 関係にあるのかを 知りたいのである。
今のところ 阿弥陀如来を信じていることが 考えることを停止させているようにみえる。 著者は阿弥陀如来に向けて考えているような 気持ちであるかもしれないけれど。
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