2018年7月6日金曜日

オウム真理教のポア

オウム真理教のポア は 日本の警察からみると オウム真理教団が起こしたテロ事件
と されている。 本日麻原彰晃の死刑が執行された。 各方面から 事件の真相が解明されていない。事件の首謀者 麻原彰晃の供述がとれていない。など と いわれ 麻原彰晃の死刑執行は早すぎると考える人が多い。 死刑執行による 犯罪者たちの 殉教死 神格化を 懸念するひとも多い。

 オウム真理教について 私なりに考えてみた。 
テロ事件を起こすまでは特に世間 マスコミは オウム真理教団が テロ組織ではなく 宗教団体と考えていた。 私もそう思っていた。 そしてテロ事件を 捜査をしていくうちに オウム真理教 が ポア と いう 考え方を 実践した 事が 地下鉄サリン事件というテロ事件 ということになった。

 また テロ事件を起こす前 教団は 国政選挙に 候補者をたて 選挙活動を行っていた。 一人として当選はしなかった。 しかし これは そう真理教が 政治活動をすると いう 事を表している。 仏教サンガのような 集団を作り そこで 東南アジアの仏教のような 出家をして 集団として共同生活を行っていた。  そこで の 律は不明なことが 多い。 出家者本人や家族の財産を略奪していた。 男女同じ集団で飲み食いする。 教祖は一夫多妻? メロン食べ放題。 教団内での着衣は 袈裟のようなもの。  托鉢や布施は はっきりしない。農業や工業や商業やサービス業などの生産活動や経済活動は行っていた。 わたしはパソコンを販売していた記憶がある。 教団内部での差別も 行われていた。役割分担以上の階級もあったように見られた。

 以上を見ると オウム真理教は 出家集団をつくる 麻原彰晃を教祖とする 宗教と いえる。 しかし 東南アジアや南インドにある 仏教サンガ と 全く異なる 出家集団を作っていた。階級があり 労働があり 政治活動をしていた。教団内部で子供も作っていた。  ポアは菩薩の慈悲と似ているが 人を殺すという点では全く異なる。 
 悟りを開く、神となる、神のもとに行く、ご利益を得るなど、それらのための修行やお布施は ほかの宗教と似ているところも違うところもあるが どうであったのか 私は わからないところが多い。 ただ悟りを開くために 薬物や暴力を使うことも 常に行われていたようにも報道されていた。

 以上が私のオウム真理教についての考察だ。  日本の仏教各宗派の方が オウム真理教についての 考察が どうなのかは これから 見ていきたい。 


 

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