2018年10月25日木曜日

本 哲学のヒント 藤田正勝著 岩波新書

p63 
三木清 自己は虚無の中の1つの点である
時間をとめて考えるとそうかも知れない。しかし ブッダの教えでは 因果 原因があって結果があり 時間の流れの上にある。法がある。と言っているのではないだろうか。
p64 無常
無常感 を 日本人は強調しすぎている。
そのとおりと思う。 連如 の 白骨の御文も。
 無常は 因果の法 を 視覚 感覚で 表現したもの ではないか。
p71
縁起と空
そのことが仏教では 無我 や 空 という言葉で表現されてきました。
私は無我と空は異なる概念だと思う。

p76
生と死 死を受け止めたときの思いや感情を問題にすることはできますが、死そのものについて論じることは難しいのです。
私 死そのもの理解はかなり解明されてきたように思う。死に向かい合ったときの心の変化も分かってきた。 因果の法にしたがって 存在した 死という一連の現象をいきている人間が観察し反応している。 難しいとあきらめて 考えを停止してはいけないと思う。

それにしても ブッダの教えは いつでもどんなことでも 答えやヒントが用意されて言うようで。それ以上のことが考えられない。

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