新装版 禅と戦争 禅仏教の戦争協力 ブライアン アンドレー ヴィクトリア 著 エイミー ルイーズ ツジモト 訳 えにし書房 発行 2015年12月20日 初版第一刷
お国のため、戦争勃発、日本刀を持った将校の姿 それらは 国家神道、国体護持の思想に支えられたものと なんとなく思っていた。廃仏毀釈の政策で日本の仏教は戦争とは関わりのないものと思っていた。 仏教は人殺しはしないものとおもっていた。 この本を読んで その考えは 全くの間違いであると分かった。 浄土真宗、浄土宗、曹洞宗、臨済宗、日蓮宗、天台宗、真言宗 。日本で広まっていた 大乗仏教といわれる宗派すべてが戦争に加担していた。命を捨てることが無我の体得であったり、人を殺す事が慈悲の現れだったり、禅剣一如、皇国禅、皇道仏教という言葉が通用したり。 この本には いつ、だれが、どこで、そのようなことを示していったのか、詳細に書かれている。 さらに戦後 仏教指導者がどのように振舞ってきたかも書かれている。
①わたしは、なぜ日本の仏教は戦争と関りがないと思い込んでいたのだろう?
②大乗仏教が戦争と殺人をしてよいといっているのだろうか。
③日本の仏教が戦争と殺人をしてよいといっているのだろうか。
➃戦争に向かっている政策に日本の仏教が加担して行くのだろうか。
⑤なんまいだ で 浄土に行ってしまう 、瞬間に悟る、 それらは 戦争や人殺しはどうでもよいといっているのではないか。
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