2020年9月9日水曜日

コロナ感染と五戒

 コロナ感染と五戒は関係のないことのように見えますが。

五戒を知るには コロナ感染は 大変良い機会です。

五戒の中の不殺生は特に有名です。その五戒の話です。 高野山に行くと500円出すと真っ暗なお堂の中で偉いお坊さんが 個別に 小さな紙切れを 渡してくれます。 その中に 五戒が書いてあります。  五戒を授けてもらうというのは 仏教徒になる ということなのです。 いろいろな宗派が日本にはありますが、高野山は 五戒を授けることイコール仏教徒になると考えていると思います。 この五戒はお釈迦様が生きた紀元前500年ごろには出来上がっていたと思います。その頃の北インドは今の日本と衛生状態、医療体制、気候、感染症とは 全く異なっていたことでしょう。

五戒を一つずつとコロナ感染と関連づけて見てみましょう

1不殺生 人間は必ず生きているもの、生きていたものを食べて生きています。殺すという作業は誰かがしなければ その恩恵に与らなければ あなた自身は生きていられません。 不殺生というのは そういう意味です。 こうもりの生食はダメです。 破ると新しい感染症が人に広がります。

2不妄語 嘘をつかないことです。保健所の方の聞き取りで 夜の町に遊びに行ったのに行ってないと言うことです。 破るともし感染していれば人に広げることになります。

3不飲酒 お酒を飲むと注意散漫になります。マスクを外します。 ウイルスのついたテーブルや手すりを触ったり、人に抱きついたりします。 ウイルスを食べることになります。感染します。

4不偸盗 コロナでお金や食べるものがなくなって 盗みをして手に入れても 社会不安が広がるだけです。 一時的に欲を満たすに過ぎません。

5不邪淫 夫婦以外の性交渉はダメと言うことです。 夫婦だけの濃厚接触であれば 他の家族に感染を広めることはありません。 これは梅毒、B型肝炎、エイズなど性病にも言えることです。 


以上 五戒を理解できましたでしょうか。 さらに五戒を守ればかなりの場合コロナ感染の広がりを抑えられることが 分かったかと思います。


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