第7章 歴史に埋もれた9000人の女性たち
p197
「伝統的にイスラム教徒の多くは一族の妻たち、娘たちの名が公表されることを嫌っていました」。講義の受講者の記録、マドラサやモスクの記録から女性の名前を抹消するのは、まさしくヒジャーブ概念の拡大解釈によるものなのであった。ヒジャーブという言葉は普通は女性の被り物を指しているが、実際にはもっと一般的に、男性と女性に求められる慎みの意味でも用いられていた。女性を公衆の目に触れないようにしようという努力が続く中で、学識ある女性たちの生涯と業績は、単純に無記録のまま放っておかれた。
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「誰それの妻、誰それの娘、としました」
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Mr.Mrs.と似ている。
日本の国民健康保険などでは いまだに世帯主という言葉が使われ、稼ぎがあろうがねたきりであろうが 成人男性が世帯主となっている。
平安時代の 日本文学でも 女性作家の名前はふせてある。
なんで こんなことが起こっているのか 起っていたのか はっきりしない。男性の特定の女性に対する独占欲も 一つの原因なのかもしれない。
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