2022年11月4日金曜日

本 親鸞と日本主義 中島岳志著 新潮選書

 戦前の日本軍と親鸞の信仰がつよくむしびついて行った。例を上げて詳しく紹介されている。自身の苦悩を 自身で解決できなかった人々の歴史だ。それは 歴史を見てわかるように 沢山の人を死にいたらしめた。 そのことについて 反省したのかどうかは分からない。 思想的には紆余曲折があるが 最終的には。

法蔵菩薩の本願は天皇の大御心に一致。

辛くもなく悩みもない。すべて他力。


2500年前 ブッダが発明した仏教とはほど遠い。

殺してはいけない 論を論じてはいけない。

出家者は性交してはいけない。考えても考えられないことは考えない。想像に頼らない。 出家者は私服を肥やさない。 などなど。 

いけないことをした人々の事が書いてある。 声の大きい迫力のある人が 優位に立っていた。 そして全国民を死におとしめようとした。

読んでいてヘドが出るようだった。



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