2023年10月29日一刷の新しい本だ。この本に初めに筆者が日本の読者へと言う文章を書いてくださっている。日本の神道と仏教と言う二つの宗教が
儀礼として現在も生きている 日本という国の読者のために 読んでもらいたいとの筆者の願いが込められている。
さて その中身。すでに広がっている宗教についての考え方が示されている。宗教には カリスマ指導者がいる、感性面での体験が必要で、それは知性への訴えや理論を上回っている。ときに その感覚はカリスマ性を持った指導者によって歪められカルト的になることもありうる。 さらに 時間的空間的な広がりを保つためには 人そのものに共同体意識が存在するからだと言っている。
私は 人の持つ共同体意識よりも 宗教宗派が持っている布教活動のために 世界的な広がりを保つことができたのではないかと考えている。
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