2018年2月15日木曜日

アルコールデハイドロゲネース

酒をみて 思い出す。アルコールデハイドロゲネース。 生化学の講義で 酵素について習う。 記憶が曖昧で間違っていたら 誰か訂正してください。アルコールデハイドロゲネースは 人の 肝臓にある 酵素。酵素番号は 1.1.1.1. ?  エタノールをアセトアルデヒドという 毒性の強いケトンに 変える。人によって たくさん働かせられる人。ほとんどない人 が いる。お酒の強い人は この酵素の働きが活発。飲めない人はこの酵素の働きがない。すぐに赤くなったり 皮膚に エタノールをぬると(アルコール綿で消毒) 皮膚が赤くなる。 アルコールデハイドロゲネースの活性(量なのか活性なの忘れた)は 人種によって異なり 遺伝的にも決まる。メンデル型かどうか 忘れた。日本人(どこでしらべられたは覚えていない)は活性が少ない人が20%ぐらいいる。生まれつき お酒によわい人が20%ぐらいいる。 と いうことになる。 フランス人は アルコールデハイドロゲネースの活性が少ない人は少数らしい。  アルコールは人間のからだで 作られることはない。消化管のなかで酵母や細菌が作ると聞いたこともない。アルコールは皮膚や口食道胃小腸の粘膜から 体のなかに 入っていく。受動的か能動的かは知らない。 アルコールを飲んでも飲まなくても 生きてゆける。飲んだ人は アルコールデハイドロゲネースが働いて、アセトアルデヒドになる。最終的には水と二酸化炭素になる。これは 毒ではない。はく息やおしっこにいっぱいあるやつだ。 アルコールは 飲んでも 飲まなくても どっちでもよいし 毒にもなるし 毒でなくすることもできる。 

 お釈迦様はアルコールデハイドロゲネースのことを 知っていたかどうかはわからない。しかし アルコールを うまく使い分けている。 出家者は 酒は 絶対飲んではだめ 在家者は なるべく 飲まないようにと 言っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿