第一章のおわりに こんなことが書かれている。
p18 勝手なイメージだけで仏教思想や「日本古来の思想」が論じられるのでは、言いたい放題できわめて歪められた観念をまき散らすことになりかねない。それが独善的な日本賛美につながるとしたら、きわめて危険なことであり、実際、私たちは過去にそのような苦い経験を持っている。過去の思想をきちんと文献に基づいて解明していくことは、伝統に根差した本物の思想を築いていくために、もっとも重要なかだいである。
まき散らしているのは美しい日本と言っている首相のことかいな。
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