もちろん、こうしたことは、自分たちの信仰の母体となる宗教との関連性を追求するあらゆる宗派に共通した方策である。たとえば、初期のキリスト教徒は、メシアがきたと信じたユダヤ教徒にすぎない。かれらは、ヘブライ語の聖典のなかにイエスに間接的に言及している部分を探し、彼らのメシアがヘブライ語の聖典に登場するたくさんの、しばしば矛盾するユダヤ教徒待望のメシア出現の予言と一致すると主張して、自分たちの宗派をユダヤ教と結びつけようとしている。同様に、シーア派ではクルアーンを篩にかけ、理性的解釈によって、適切に解釈し、「イマーム」の職分の永遠不滅の真理を黙示している章句をいっぱい見つけ出している。
ーーーーーーーーー
私
レザーアスランの分析はすごい。
大乗仏教にも当てはまるようにおもう。法華経の出だしのおびただしい尊者の名前。日本に伝わった仏伝。 その宗派がシャカの教えを正当に継いでいるといっているようにおもう。
0 件のコメント:
コメントを投稿