2020年11月28日土曜日

AI将棋ソフト と 人間生活

 AIについて毎日のニュースで見ない日は無い。日常生活が振り回されている感じがしている人がいるかもしれない。 AI将棋ソフトを例に浮かべながら アプリケーションソフト と 人間生活の 違いについて 考えてみたい。 ふりまわされないため、人間生活を続けていきたいために かんがえてみたい。

将棋は盤上に先手と後手が駒を並べて相手型の王を詰めるゲームだ。AI将棋ソフトはソフトを使う人が盤上で 相手 王を つます ために 作られた ソフトだ。  将棋は 2人で行うゲームで はじめと終わりがはっきりしている。はじめは 各々同じように 盤上に駒を並べる。 終わりは どちらかが 相手の王を詰むと終わりだ。始まりから終わりまで ルールが有る。 AI将棋ソフトは電気信号の変化である。それを 将棋の駒の動きとして人間が解釈している。 最初にスイッチを入れるのは人間。 相手の王を詰んでゲームが終わるという風に決めるのも人間。 指し手が相手の王をつますために どの指し手が良いかを 決めていくのが AI将棋ソフトの役割だ。  ゲームの始まりと終わりは決まっていて ルールも決まって そこからと 過去の棋譜とを照らし合わせながら どの指し手が良いかを 決めていくのだ。

一方 人間生活は どうであろう。人類の始まりも終わりもない。一人の生や死は 一個人の始まりや終わりではあるが 人類の始まりでも終わりでもない。ルールはどうだろう、宗教によって倫理があるが 同じではなく 時代と共に変わってきた。ましてや政治や法律は限られた時代の限られた地域の ルールだ。 ルールは 決まってはいない。 

 人間生活は AI将棋ソフトのように はじめも終わりも決まっているわけでは無いし ルールも決まってはいない。  人間生活は AIに 支配されることは ないし AIに振り回されている 感じるのは AIが 何をしているか 知らないからだ。

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