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洪水と水害の書物で 山川草木悉皆成仏 が 出てくるとは 思っても見なかった。
日本人の自然観として よく言われている考え方で 比叡山仏教によって言われていることだ。 わかったような わからないような 多分に情緒的だ。 山川草木が 成仏するという。成仏するなんて 言わずに 単に変化する 無常である と 言ってしまえば済むことではないだろうか。その中で 人が生活している。人も変化し無常である。それでいいではないか。難しく 情緒的に考えなくても良いではないか。 人の生活の仕方によって 人も水害に遭う。遭わないような生活をしたい。それでいいではないか。
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