2018年8月26日日曜日

変わるイスラーム レザーアスラン p192

アリー派とアーイシャ派の長年の反目だけではなく、カリフの役割と「ウンマ」のありようをめぐって、コミュニティ内に絶えず議論が持ち上がっていたからである。この議論はあまりにもしばしば、カリフ位を純粋に非宗教的な地位と考える人たちと、預言者の一時的な宗教権威にまで及ぶべきと信じる人たちの二極化現象として描かれがちである。だが、こうした単純な二分法は、カリフのありようと機能に関して、7世紀から8世紀にかけてのアラビア半島に存在したさまざまな考え方を覆い隠してしまう。
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仏教 自己における真理の追求 という 上座仏教 菩薩の慈悲という他人への働きを行う 大乗仏教
密教 現世的な胎蔵マンダラ の 世界と 自己の悟り 金剛界マンダラの世界  または ヒンドゥー化した大乗仏教

という 二極化した考えに おちいってしまう。



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