2019年9月10日火曜日

本 ブッダが説いたこと ワールポラ・ラーフラ 著 今枝由郎訳 岩波文庫 青

p43 この仏教的態度は正統バラモンたちが、自らの伝統と権威を唯一の真実と信じ込み、民衆にそれを受け入れるように容赦なく強要していた時代にあっては、とりわけ高く評価できる。

p32 ブッダは彼に、今まで指示した先生たちを従来通り尊敬し、支持するように促した。

 ブッダは思想の自由をみとめとほかの思想に寛容であったと思われるが バラモンにはそうではない。 仏伝では ほとんどブッダがバラモンより優位であると 言っている。 こう考えると 仏伝はやはりブッダが亡くなった後の作り話か?  ブッダは現実的 実用的なことの説明だけが 教えであり 嘘はつかず わからないことは 知ろうとすることが大事だと言っている。説明してないことの裏には何もない。秘密の教えなどない。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿