2019年8月15日木曜日

本 オウム真理教元幹部の手記 富田 隆 著 青林堂

この本は前回紹介した サリン事件死刑囚中川智正との対話 とは 視点が異なる。アンソニートゥーの中川智正の本は事実を並べ 中川智正の人物像や動機には直接触れないように想像で書かないように していた。 一方こちらの本は 手記である。 富田 隆という 人が サリン事件に加わり 刑期をおえ出所 してきた。 自分の考えを 自分で表現している手記である。 オウム真理教に 加わった 人柄が ことなる。   本の書き方も全く違うし 人物を比較するのはいけないことかもしれない。しかし、違いが 振る舞いに 大きく影響していると思うし、 霊や奇蹟を信じてしまう宗教感が 怖いし、私にとって嫌なものであることを 言いたい。
 第一章 故郷八戸、霊的なものともかかわりの原点
 霊的な存在を疑わなかった幼少期の家庭環境
 キリスト教系幼児期、剣道、空手に夢中になった少年期
 念願の極真空手に入門
 ダンスをしている時の不思議な感覚
と いう目次 で 内容も私にとっては 読みづらい。

中川智正が オウム真理教に入るまでの経過は富田隆とはかなり異なるように思う。

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